この記事ではPC初心者の私がWordPressでブログを開設し、開設から2か月で行ったWordPressとTHE THORの設定や使い方を解説します。
私はブログ開設と同時に有料テーマTHE THOR(ザ・トール)も購入しました。
SEO対策やカスタマイズに時間をかけるくらいなら、記事を書くことに時間を使う方が効率的という理由ですね。
はじめからTHE THORを使っているので他のテーマとの違いがわからないので、若干微妙な部分もあるかと思いますが、THE THOR独自の設定や使い方も同時に解説していきたいと思います。
ここで解説する設定を行っておけば最低限の設定はOK!
あとは記事を書くことに専念するだけですね^^
WordPress設定
ダッシュボードの項目を上から順に解説します。
投稿
投稿一覧の画面では閲覧数や文字数を表示させる設定をします。
THE THOR独自の設定ですね。
他のテーマでは文字数を知るためにプラグインを入れたりしないといけませんが、THE THORでは設定で表示したい項目にチェックを入れておくだけですべて見える化できます。
外観→カスタマイズ→基本設定→記事分析設定
- 総合閲覧数を表示する
- 平均閲覧数を表示する
- タイトル文字数を表示する
- 本文文字数を表示する
- タイトル内キーワード数を表示する
- 本文内キーワード数を表示する
- 内リンク数を表示する
- 発リンク数を表示する
- メモを表示する
以上の項目があるので、表示させたい項目にチェックを入れるだけでOK。
「公開」ボタンを忘れずにクリック^^
メディア
ブログ内で使われている画像の倉庫ですね。
使用していない画像や、容量の大きな画像がたまるとブログの表示速度が遅くなり、ユーザーの離脱やSEOにもよくありません。
適正なサイズ、ファイルサイズで管理しましょう。
一概には言えませんが、
- サイズは幅1000以下
- ファイルサイズは100KB以下
になるように無駄に大きな画像は編集します。
サイズ変更は画像をクリックすれば詳細が表示されるので、下部の「画像を編集」をクリック。
右にある画像縮尺の変更で、新規サイズの左側の枠(幅)に「1000」と入力すれば右側(高さ)は自動入力されるので「縮尺の変更」をクリックすれば完了^^
サイズを小さくすればファイルサイズもかなり小さくなったと思いますが、もっとファイルサイズを小さくするには「EWWW Image Optimizer」というプラグインを使用します。
詳細は「プラグイン」 の項目で解説。
※思考停止で未添付をすべて削除してしまうとヘッダーなどの画像も消えてしまう
表示速度を上げるために未添付の画像は削除したくなる気持ちはわかりますが、ここでいう未添付とは「記事に添付されていない」というだけで、使われていないわけではないので、一括削除はしないようにしましょう。
面倒でもそのつど確認、削除するようにクセ付けをする。
固定ページ
完全に趣味でブログを始めたなら別として、アドセンス等で収益化していきたいなら以下の3ページは必ず作りましょう。
- サイトマップ
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー&免責事項
サイトマップ
サイトマップには
HTMLサイトマップというユーザーのための地図と、
XMLサイトマップというクローラーのための地図の2種類があります。
読者もクローラーも迷子にならないようにちゃんと地図を作ってあげましょう。
詳しくは超初心者向け【THE THOR】2種類のサイトマップ設定方法で解説しています。
お問い合わせ
お問い合わせフォームの設置もアドセンスの審査を通過するために重要な項目です。
お問い合わせフォームを設置する理由としては
- 個人情報を晒さずに連絡を取るため
- コメントでは履歴が残ってしまう
- ちゃんとした窓口があればサイトの信頼性が高まる
などが上げられます。
他にも、ASPからクローズド案件の連絡が来ることもあるので設置しておいて損はないでしょう。
お問い合わせページの作成もTHE THORではプラグインが必要ないので非常に簡単です。
まずは固定ページで作成します。
固定ページ→新規追加
- タイトルに「お問い合わせ」と入力
- パーマリンクに「contact」と入力
- ページ属性で「お問い合わせTPL」を選択
「投稿」すればページ自体は完成。
次は詳細設定です。
外観→カスタマイズ→基本設定→お問い合わせページ設定
- 自由入力項目を「件名」や「タイトル」などに変更
- サンクス画面のメッセージや自動返信メールの冒頭も必要であれば変更
ちなみに私は自由入力項目以外は初期設定のままです。
「更新」ボタンを忘れずにクリック^^
最後に表示設定です。
外観→メニュー
- お問い合わせにチェックを入れる
- メニューに追加
「メニューを保存」をクリックすれば全て完了です。
ちゃんと表示されているか確認してみてください^^
プライバシーポリシー&免責事項
プライバシーポリシー&免責事項の設置もアドセンスの審査を通過するために重要な項目です。
プライバシーポリシーは「サイトを運営するうえで収集した個人情報の保護方針」
免責事項は「当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください」などブログ運営者が責任を免れるために記載します。
知らなかったでは済まされない事態が起こった場合に「ブログ運営者の責任だ」と言われないためにちゃんと記載しておきましょう。
プライバシーポリシー&免責事項ページの作成も、お問い合わせページと同じように作っていきましょう。
※THE THORでは初めからプライバシーポリシーページが用意されていますが、私は新規作成しました。また、最初からあったページは不要なので削除して軽くしましょう。
まずは固定ページで作成します。
固定ページ→新規追加
- タイトルに「プライバシーポリシー」と入力
- 本文を記入
- パーマリンクに「privacy-policy」と入力
「投稿」すればページ自体は完成^^
本文はこのブログのプライバシーポリシーを参考にしていただいても構いませんし、「プライバシーポリシー コピペ」とかで検索してもらえば雛形がたくさんあるので、ちょっとだけ修正すればいいだけです。
このブログのプライバシーポリシーをコピペする場合は「③広告の配信について」の項目で使用しているアフィリエイトを追加または削除するだけでOKです。
次はプライバシー設定です。
設定→プライバシー
「プライバシーポリシー」を選択し、「このページを使う」をクリック。
ここで「今」行う操作は以上ですが、プライバシーポリシーを最新かつ正確に保つ責任はあなたにあるので適宜修正していきましょう。
最後に表示設定です。
外観→メニュー
- プライバシーポリシーにチェックを入れる
- メニューに追加
「メニューを保存」をクリックすれば全て完了です。
ちゃんと表示されているか確認してみてください^^
外観
外観ではWordPressのデザイン、見た目の設定を行います。
テーマ
私はWordPress開設と同時に有料テーマTHE THOR(ザ・トール)を購入しました。
無料テーマでも有料級のものがあるみたいなので無理して買うほどのものではないと思いますが、SEO対策やカスタマイズに時間をかけるくらいなら、記事を書くことに時間を使った方が効率的だと考え、SEO対策やデザインの施されたTHE THORを購入しました。
有料、無料にかかわらず、テーマを変更してもデフォルトテーマ「Twenty Twenty」は削除しない。
デフォルトテーマを削除すると今すぐ何が起こるってわけでもないのですが、使っているテーマに何か問題が起きたときにWordPressは自動的にデフォルトテーマを使用するらしいので、一応削除しないようにしましょう。
削除してしまっていたら、サイトヘルスステータスで「デフォルトテーマを利用可能にしましょう」と注意されるのでインストールしなおせば問題ありません。
カスタマイズ
アナリティクスなどのアクセス解析ツールの設定や、画像や色などサイト全体の設定、マーカーやボックスなどの装飾パーツの細かい設定などができます。
外観→カスタマイズ→基本設定→アクセス解析設定
アクセス解析ツールであるアナリティクスとサーチコンソールのIDを貼り付けます。
詳細な登録方法は割愛しますが、登録するとIDが発行されるので、それぞれIDを貼り付けるところがここです。
外観→カスタマイズ→基本設定→高度な設定
アドセンスに申請するときにアドセンスコードを張り付けるよう指示されるので、そのコードを貼る場所がここです。
「</head>直上の自由入力エリア」にコピーしたコードを貼り付けるだけですね。
他にも貼る場所はありますし、場所によってクリック率が違い、収益も変わってくるようなので色々してみる必要があると思いますが、アドセンス申請時はとりあえずここに貼っておけば問題ありません。
外観→カスタマイズ→TOPページ設定
メインビジュアル設定ではブログトップページの画像などの設定ができます。
カルーセルスライダーを設置したり、記事ランキングを設定したりできるので、オリジナリティ溢れる魅力的なTOPページを作ってPV数を増やしましょう。
外観→カスタマイズ→パーツスタイル設定
マーカー、ラベル、ボタン、ボックス、吹き出しなどの装飾パーツの詳細設定ができます。
よく使うパーツを簡単に呼び出せるように設定をしておくことで記事を書くスピードが上がります。
ボックス設定ではデフォルトで設定されている10種類のボックスの編集ができ、ボックスの使い方がわからない方は【THE THOR】ボックス(囲み枠)の使い方【ザ・トール】で解説してるので読んでみてください。
ちなみに、ボックスを使おうと思ったらクラシックブロックを作り、スタイルから使いたいボックスを作る必要があります。
この作業、地味に面倒だと思ったことありません?
先に文章を書いていて「この文章をブロックにしたい」と思ったらなおさら面倒です。
そんな時は背景色を変えてみてはいかがでしょう?
段落ブロックのまま、右の設定で「色設定」から好きな色を選択するだけで背景色を変更できます。
これが背景色
<p class=”has-background has-very-light-gray-background-color”>これが背景色</p>コードも違うし、見た目も違うといえば違うけど…
まあこんな方法もありますよってことで、覚えておけば損はないですね。
ウィジェット
プロフィールや固定ページ(メニュー)、アーカイブやカテゴリーなどのウィジェットをヘッダーエリアやサイドバーエリアなどに追加することができます。
ユーザーが回遊しやすいようにウィジェットの位置も最適化していきましょう。
メニュー
固定ページなどをナビゲーションメニューに追加、設定できます。
ユーザーがコンテンツを見つけやすくなるように設定しましょう。
プラグイン
THE THORはテーマ自体にSEO機能が標準装備されているので必要なプラグインも少なめです。
必要なプラグイン一覧
- Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
- Broken Link Checker
- EWWW Image Optimizer
- Google XML Sitemaps
- WP Multibyte Patch
- WP User Avatar
便利なプラグインもたくさんありますが、必要ないプラグインを導入するとページスピードが遅くなったり、干渉して不具合が起きることもあるので注意しましょう。
Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
スパムメールを自動で削除してくれるプラグインです。
スパムコメントなどにいちいち時間を使っているヒマなどないので導入必須ですね。
Broken Link Checker
リンク切れをチェックし、通知してくれるプラグインです。
リンク切れは単純な記述ミスだけでなく、リンク先のURLが変わってしまったり、ホームページ自体が封鎖されてしまっていたりと外的要因には対処しようがないので、通知がなければ定期的にひとつずつリンクをチェックするしか方法がありません。
リンクが切れているとユーザーからの信頼度は下がってしまい、次からは訪れてくれなくなるかもしれないのですぐに導入しましょう。
EWWW Image Optimizer
画像を圧縮するためのプラグインです。
このプラグインを導入していれば画像をアップする時に自動で圧縮してくれます。
すでに入っている画像も一括で圧縮できるので、まだの方はすぐに導入、サイトスピードを上げてユーザビリティを向上させましょう。
Google XML Sitemaps
クローラーにブログを巡回してもらうためのプラグインです。
クローラーに巡回してもらい、早く検索エンジンに反映してもらえるように導入しておきましょう。
WP Multibyte Patch
文字化けなどの不具合が起こらないようにするためのプラグインです。
WordPressは英語(シングルバイト)を基本としているので、漢字やひらがな(マルチバイト)だと文字化けすることがあるのでWP Multibyte Patchを導入するだけで文字化けを防ぐことができます。
WP User Avatar
プロフィール画像を設定するためのプラグインです。
Gravatarでアバター設定できますが、登録したり少々面倒なのでWP User Avatarを導入すると簡単にアバターを設定できます。
TheThorと相性の悪いプラグイン
THE THORはテーマ自体にSEO機能が標準装備されているため、干渉して不具合が起きるプラグインもあるので注意しましょう。
キャッシュ系プラグイン全般
THE THORには強力なキャッシュ機能を備えた高速表示技術が備わっているのでキャッシュ系プラグインは不要です。
SEO系プラグイン全般
テーマ自体にSEO機能が標準装備されているのでSEO系プラグインも不要です。
- Jetpack
- SiteGuard WP Plugin
- TinyMCE Advanced
以上のプラグインを入れると必ず不具合が起こるというわけではないが、公式マニュアルでも推奨されていないので入れない方がいいでしょう。
※不要なプラグインは削除
使っていないプラグインは停止するだけじゃなく削除しましょう。
停止中のプラグインは攻撃者の標的になるため、サイトヘルスステータスで「停止中のテーマを削除してください」と注意されます。
表示速度にも影響するので削除して高速化しましょう。
設定
一般設定では
- サイトのタイトル
- キャッチフレーズ
- WordPress アドレス (URL)
- サイトアドレス (URL)
- 管理者メールアドレス
以上の設定をします。
キャッチフレーズにはデフォルトで「Just another WordPress site」が入力されていますが、必要なければ空白でも問題ないので消しておきましょう。
アドレスはssl化されているか確認してください。
「http」ではなく「https」になっていれば大丈夫です。
パーマリンク設定
ページを表示しなくてもパーマリンクを見ればなんのページかユーザーがわかるように設定するのが理想です。
また、パーマリンクが正しく設定されていないと、クローラーもなんのページか理解できずにSEOにも悪影響です。
カスタム構造にチェックを入れて「/%postname%/」と入力すればOK。
「変更を保存」ボタンを忘れずにクリックしてください^^
まとめ
いっぱい設定しないといけなくて大変ですが、初めにちゃんと設定してしまえばあとは記事を書くことに集中できます。
見栄えをよくするために、ユーザビリティを上げるために、使いやすくするためにちょこちょこイジることにもなると思いますが、一通りやってしまえば後は楽に設定しなおすことができるようになっているはずです。
PC初心者の私でもちゃんとできているので、あなたにも必ずできます!
「これで終わり」ではなく「ここからがスタート」なので頑張っていきましょう。
ひとまずお疲れさまでした^^
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