この記事ではGoogle検索の基本的な使い方から、普通の人は知らないツールを使ったテクニックまで解説します。
インターネットの無かった時代は知識が豊富な人が優秀だとされていました。
専門家は何十年も積み重ねた知識があるから評価されていたんですね。
しかし今は検索すれば情報がすぐに手に入るから知識の価値が低くなってきています。
これからの時代はGoogleというあらゆる分野の専門家に聞けばなんでも答えてくれるので知識を積み重ねる必要がありません。
より早く、より正確な情報を手に入れることができる人、つまり検索力のある人が優秀とされる時代になってきているといえるでしょう。
検索力を言い換えればGoogleに質問する力のことですね。
人に聞いてもGoogle先生に聞いても答えは同じかもしれませんが、まずはGoogle先生に聞くクセをつけましょう。
Google先生の方がはるかに知識がありますし、人に聞くということはその人の時間を奪っているのと同じです。
わざわざ時間を割いて答えてくれる優しい人もいるかもしれませんが、あなたとその人の時間単価は同じではないことを覚えておくといいでしょう。
欲しい情報が見つからない?答えは必ずあります
検索しても思い通りの情報が得られない場合は検索キーワードが間違っているか、キーワードが少なくて絞り込めていないだけの可能性が高いです。
キーワードが間違っている場合は、表記ゆれも意識してみるといいかもしれません。
例えばヴァイオリンとバイオリンのように同じ意味でも2つ以上の表記方法があるものがあるので、ヴァイオリンで検索して見つからなければバイオリンで検索しなおして欲しい情報を見つけます。
他にも
- スマホ、スマートフォン
- 猫、ねこ、ネコ
- 引越、引越し、引っ越し
- Google、グーグル
- 机、デスク
などがありますね。
Googleも日々進化しているので「Google」と「グーグル」は同じものとして検索結果に表示されるようになってきていますが、検索結果に表示される順番は少し変わります。
表記ゆれと同じように類語辞書も活用してキーワードの言い回しを変えてみると欲しい情報に近づく可能性が上がります。
詳しくは類語辞書の項目で解説。
キーワードが少なくて絞り込めていない場合は具体的な商品名を入れてみるとか、なんて検索していいか言葉が出てこなくて困っているなら共起語検索ツールを使い、なんて検索するか「キーワード」すらも見つけてしまいます。
こちらも共起語検索の項目で詳しく解説します。
演算子を使ったGoogle検索方法
Google検索では演算子といわれる記号や文字列を付けて検索することで検索効率が上がります。
演算子にはたくさんの種類があるので「仕事で特殊な検索をする」といった方は調べてみてください。
ここでは普段使いできる演算子のみに焦点を絞って紹介します。
AND検索はスペースを空ける
AND検索は普通に使っていると思います。
複数のキーワードをすべて含んだページを表示する検索方法ですね。
「スマホ アプリ ゲーム」
のようにキーワードの間にスペースを入れるだけです。
キーワードの前にマイナス(-)を付けると除外できる
除外検索は特定のキーワードが含まれるページを除外する検索方法です。
「スマホ アプリ ゲーム -android」
で検索するとandroidが含まれているページは除外されます。
ここで気を付けておきたいポイントは、iPhoneとandroid両方の情報が載っているページまで除外されてしまうことです。
上の画像は「スマホ アプリ ゲーム」で検索したものです。
一番上に表示されている記事はiPhoneとandroidのどちらでも対応しているゲームアプリの記事ですが、「-android」で検索してしまうとこの記事も除外されてしまいます。
全く関係ない、同じページには含まれないであろうキーワードのみを除外するのが無難ですね。
完全一致検索は引用符(“”)で囲む
引用符でキーワードを囲むことで単語の順番まで含め完全に一致するページを表示する検索方法です。
引用符(クォーテーションマーク)はShiftを押しながら「ふ」で入力できます。
スマホの場合は「クォーテーション」で変換すれば出ます。
「世界一高い建築物」で普通に検索すると
「高さ1キロ超えも、世界の超高層ビル20選」というタイトルでブルジュ・ハリファは「世界一高い(人口)建築物」であると解説するページが一番上に表示されます。
「”世界一高い建築物”」で完全一致検索すると
「有名な建築物から学ぶ10のデザイン原則」というタイトルでブルジュ・ハリファが「世界一高い建築物」であると解説するページが一番上に表示されます。
答えはどちらもブルジュ・ハリファなのですが引用符を使っていない方には「人口」が間に入っているのがわかります。
複数の英単語からなる文章や、家電製品の型番で検索する場合はさらに有効かもしれません
allintitle:でタイトルに全てのキーワードが含まれたページのみ検索できる
キーワードの前に「allintitle:」を付ければタイトルに全てのキーワードが含まれているページのみ表示することができます。
まずは普通に「トラック 転職 失敗」で検索してみます。
約120万件ものページがヒットしてしまいましたね。
Googleは優秀なので目的の情報を表示してくれているかもしれませんが、目当ての記事が見つからなければ120万件ものページをひとつずつ見ていかなければいけません。
普通に無理ですねw
ここで普通はキーワードを追加するか変更して検索しなおすのですが、
「allintitle:」を付けて検索してみると
なんと32件になりました。
これなら全ての記事を見てみることも可能ですね。
「allintitle:っていつ使うの?」
「タイトルだけじゃ何もわからないでしょ」
そう思った方は筆者の思考を利用するまで読んでみてください。
allintext:で本文内に全てのキーワードが含まれたページのみ検索できる
キーワードの前に「allintext:」を付ければ本文内に全てのキーワードが含まれているページのみ表示することができます。
上記のallintitle:でタイトルに絞って検索すると答えに近づけるかもと言いましたが、キーワードによってはタイトルで見つけるのは難しいかもしれません。
そんな時はallintext:検索すれば記事の中身を検索できます。
タイトルの下に記事の内容が少し書かれているので、目当ての記事に近いと感じれば内容を確認します。
全文読んで答えを見つけてもいいのですが、不要な部分を読んでいるヒマはないのでサイト内検索(ctrl+F)で目的のキーワードが表示されている部分にサクッとアクセスするのが楽です。
スマホでもサブメニューを開けばサイト内検索できますね。
検索キーワードを見つけるテクニック
検索したいけど
- なんて検索すればいいかわからない
- ド忘れでキーワードが出てこない
- 他の言い回しがあった気がするのに出てこない
このような悩みのある人って意外と多いんじゃないでしょうか。
ここからは少し上級テクニックを紹介します。
知っているだけで他の人と差をつけることができるようになるので最後まで読んでみてください。
類語を調べてキーワードの言い回しを変える
検索しても思った通りの結果が得られない場合はweblio類語辞典などで類語を調べて言い回しを変えてみれば全く違った検索結果になることがあります。
ためしにweblio類語辞典で「検索」と「方法」の類語を調べてみます。
「検索方法」は「サーチテクニック」や「調べるやり方」と言い換えれることがわかりましたね。
このように言い回しを変えてもう一度検索してみれば答えに近づきます。
共起語検索でひらめきを得る
キーワードがひとつでも思い浮かんでいれば共起語検索ツールで検索して思いもよらないキーワードを見つけます。
「検索方法」で共起語検索してみると「指定」というキーワードがあるのがわかります。
そこでGoogle検索に戻り「検索方法 指定」でもう一度検索してみれば「期間指定検索」というものがあるとわかり、実際に期間指定検索すれば目的の情報にたどり着ける可能性が上がるというわけです。
少しややこしかったのでまとめると
- 「検索方法」で共起語検索
- 「指定」という共起語が見つかる
- 「検索方法 指定」でGoogle検索
- 「期間指定検索」というものがあるとわかる
- 「検索方法(目的のキーワード)」で期間指定検索すると目的の情報にたどり着ける可能性が上がる
といった感じで共起語検索ツールを使用して予想外のキーワードを見つければ答えに近づけるので覚えておくといいでしょう。
ちなみに期間指定検索はツールをクリックし、期間を選ぶだけですね。
筆者の思考を利用する
記事を書く人は読者がなんという言葉で検索するかを先読みしてキーワードを選定、そのキーワードをもとにタイトルや見出し(目次)を決めてから本文を肉付けしていきます。
もう少し詳しく言うと、検索してくる人が
- どんな悩みを持っていて
- どんなキーワードで検索するか
- 結果どうなりたいか
といったことをトコトン考え、リサーチして記事にします。
どれだけ価値のある記事ができてもクリックしてもらえなければ意味がないのでタイトルには記事の内容が凝縮されているのです。
この筆者の思考を知っていると、正しいキーワードでallintitle:やallintext:で検索するだけで答えにたどり着けます。
まとめ
検索して見つからないことはほぼ無いと思った方がいいので、答えにたどり着けない理由はキーワードが間違っているか、キーワードが少なくて絞り込めていないので情報が多すぎて探し切れないだけです。
中にはウソの情報だったり間違った情報もあるので検索結果をもとに自分で考え取捨選択する必要があります。
Googleも日々進化しているので目的のページにたどり着きやすくなってきていますし、コンテンツも質の高いものが増えてきているので期間指定で古い情報はそぎ落としてみればいいものが見つかるかもしれません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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